孤独の始まり
 |
ソンジュとチョンソは幼馴染。小さな頃からどんなときにもそばにいて、喜び悲しみを共にしてきた。 チョンソの父、ハン教授は建築家。母は病気で他界した。 ソンジュの母、ミンは百貨店の経営者。父は交通事故で他界。
ハン教授は、タレントのテ・ミラと恋仲になり、再婚を決意する。しかし、ミラには、ピルスという男との間に隠し子が二人いた。テファとユリである。
父の再婚に伴い、ミラ、テファ、ユリと暮らし始めたチョンソだったが、ユリはチョンソに陰湿ないじめをおこなう。
ユリは、自分と違って何不自由なく幸せに育ってきたチョンソがねたましかったうえ、自分が思いを寄せるソンジュに愛されていることもねたましかったのだ。 最初はチョンソをかばっていたミラだったが、次第にユリの味方につき、チョンソにきつく当たるようになる。
しかしチョンソは、父ハンの幸せを願い、陰湿ないじめに耐える。
|
ソンジュの旅立ち
 |
ユリとミラのいじめに、ソンジュと一緒に留学するまでの辛抱だと思って耐えていたチョンソ。 しかし、ミラの入れ知恵で、父ハンはチョンソの留学を禁じる。 チョンソは絶望する。
ソンジュが出国する日、チョンソはユリに屋根裏に閉じ込められてしまった。
しかし、偶然、屋根裏から物音がするのに気づいたテファが鍵を開けてくれ、チョンソはぎりぎりでソンジュの見送りに間に合う。 ソンジュとチョンソはお互いの想いを確認しあい、愛の証のネックレスを互いの首にかける。
ユリとミラのいじめは続いた。 しかし、孤立無援のように思えたチョンソに、意外な味方が現れる。それはテファだった。
ミラべったりのユリと違い、テファは父ピルスに愛情を持っており、自分たちをないがしろ潛にしてきた母に憎しみを抱いていた。 ある日、ミラとテファは掴み合いのケンカになり、テファに突き飛ばされたミラはハンの大事にしていた壷を割ってしまう。 そこへちょうど帰宅したハンに、ミラはチョンソが割ったかのように言い訳するが、テファが「俺が割った」と言ってチョンソをかばってくれたのだ。
テファは、自分の絵の才能を認めてくれ、性格も優しく可愛らしいチョンソに思いを募らせていく。
そしてチョンソに「明日、写生大会がある。お前が絵の具を持ってきてくれれば、俺は絵を描くし、お前も俺を好いてくれているものだと思う」と告げる。
|
事故の惨劇
 |
チョンソは、義母ミラ・義妹ユリからの陰湿ないじめに加え、実父のハンからも誤解され、家庭内で孤立する。しかも義兄のテファから想いを寄せられ困ってしまう。 そして3年が経ち、チョンソは3日後にアメリカ留学を控えていた。
ついにソンジュの元へ行けると心躍るチョンソだったが、この3年間自分を支えてくれたテファを、この冷たい家庭に残していくことが心配だった。 しかし、チョンソが異性として愛するのはやはりソンジュ一人だけであり、テファのことは兄としてしか見ることはできなかった。
ユリもまたソンジュへの想いを忘れられず、テファを焚きつけてチョンソを襲わせる。しかし、そんな時、ソンジュからチョンソに電話がかかってくる。
明日帰国予定だったソンジュが、チョンソを迎えに来るために一日早く戻ってきたのだ。 家を走り出るチョンソ。 しかし、チョンソとソンジュを会わせたくないユリは、車でチョンソを追いかけ、はねる。ユリは慌ててチョンソを車に乗せ、病院へ駆け込むが、たまたまどこかで大火事があったらしく、救急室はてんやわんやの大騒ぎだった。
ユリは、顔の損傷が激しくて身元確認が出来ない女性遺体があることを耳にし、その遺体のポケットにチョンソの財布とネックレスをねじ込む。そしてユリは、チョンソの始末を実父ピルスに頼む。ソンジュは、チョンソが死んだと聞かされ、衝撃を受ける。
|
失われた記憶
 |
ピルスの家で意識を取り戻したチョンソは記憶を失っていた。 5年後、チスと呼ばれ、服の販売をしているチョンソ。
一方、ソンジュとユリはアメリカから帰国。
今度のグローバルグループの創立記念日に2人は婚約発表することになっているが、ソンジュは未だにチョンソを忘れられない。
そんな中、ソンジュはメリーゴーラウンドの前に天国の壁画を描くことを決め、その画家は一般公募で決めることにする。
そして、セイフモールで募集のポスターを見ているチョンソをソンジュが発見。必死に追うが、一足違いでチョンソは気付かず去ってしまう。
壁画を描く画家はテファに決定。 チョンソがテファに内緒で応募していたのだ。
なぜかこの仕事を嫌がるテファにチョンソは「壁画が完成したら婚約してあげる」と言って説得する。
|
奇跡の再会
 |
ソンジュとユリの婚約発表の日、ソンジュはチョンソにそっくりな女性を見つける。追いかけて捕まえるが、彼女はキム・ジス(チス)と名乗り、人違いだと言う。 だがソンジュは諦めず、後を追う。チスは別人だと振り切りつつも、何か気にかかる。
一方、チスは友人と「イカロス」というブティックを経営。 2人ともデザイナーをしており南大門辺りでは有名だった。
その頃ちょうどセーフモールで、南大門市場のブランドと提携し新ブランドを作るという企画がユリを中心に進行していた。
ソンジュはユリに「イカロス」を組み入れろと命じる。
|
思い出の海辺へ
 |
「イカロス」の立ち退きを迫られ、閉店セールをするチスとチェヒ。
そんな中、チェヒはあるデパートから、一本の電話を受ける。新ブランド企画を立ち上げる計画があるので、出店して欲しいと言うのだ。
店を失ってショックを受けていたチェヒはすぐに乗り気になり、チスに相談しないまま契約してしまう。
後日、オフィスを訪ねるチスを見たユリは、チスがチョンソだと分かり激しく動揺、しかもソンジュがチスのことを知っていながら、自分に「イカロス」の話を進めさせたことも知り、愕然となる。
ソンジュの強引なやり方に反発を覚えるチスは契約解消を申し出るが、莫大な違約金を払わなければならないため辞められない。
仕方なく仕事を始めるチス。そんなチスの姿を見つめ続けていたソンジュはある日、気持ちを抑えられなくなり、チスを海辺の家へと連れて行く・・・
|
過去との別れ
 |
ソンジュの誕生日を祝う為、ハン教授宅で夕食会が催される。
ソンジュは一旦断るが、母のミン会長は必ず行くように命じる。
ユリとの婚約を早める相談をするというのだが、どうしてもその気になれないソンジュは、その日夕食会をすっぽかしたばかりか、チスをホテルのスイートルームに呼び出し、ケーキにキャンドルを灯して一緒に誕生日を祝ってくれと頼む。ソンジュの想いの深さを知ったチスだが・・・。
|
ただ1つの愛
 |
チスは今年の企画商品として2つのマフラーをファスナーで1つにつなげる商品を提案。
しかしソンジュは「人を好きになったことはないのか?」と言い、明日までに考え直すよう命令。
暖房の効かない深夜のオフィスで企画商品のコンセプトを考え続けるチスに、ソンジュは夜食に誘い、帰り道2人はアイスリンクへ。
そのうち子供時代に浜辺でしたようにリンクでふざけあう。ソンジュはかつてチョンソにもらった帽子をかぶってみせ「世界に1つだけのもの」をコンセプトに考えてみるよう提案。
その後仕事に励むチス。 一方、チョルスは壁画が完成したら婚約指輪をもらう前に、すべての真実をチスに話そうと決意する。 そんなある日、会社の終業間際にソンジュのよびかけでブランド開発室全体の飲み会が決定。ユリは仕事のため不本意ながら参加できない。飲み会は大いに盛り上がり、二次会のゲームで、チスは何とソンジュと組まされる・・・。
|
涙のシンデレラ
 |
キム・ジスは、クラブからの帰り、ユリの車に轢かれかけたことがきっかけで、全ての記憶を取り戻す。自分が本当はハン・ジョンソであり、ソンジュと愛し合っていたことを思い出したチョンソは、ソンジュに話を聞いてもらおうとするが、周囲に邪魔されて言葉を交わすこともできない。
一方、壁画を完成させたテファは、すべてをチョンソに打ち明けようと決意、ソンジュとチョンソをメリーゴーランドの前で再会させてあげる。閉園後の誰もいない遊園地で、ソンジュとチョンソはしばし幸せな一時を持つのだが・・・。
|
届かぬ想い
 |
記憶を取り戻したチョンソはテファを責める。テファは置き手紙を残してチョンソの元を去ろうとする。 チョンソは家には帰らず、安宿に部屋を取る。
テファが描いた模造絵画を売ったことで、ピルスがやくざに袋だたきにされる。
巻き込まれてケガをしたテファを気遣うチョンソだが、テファはチョンソに「自分の本当の居場所に戻れ」と言う。しかし、傷ついたテファを見てチョンソは去るに去れない。
そんなある日、ソンジュが訪ねて来て2人は街で楽しい一時を過ごす。酔っぱらったチョンソは「私がチョンソなんです」と打ち明けるが・・・。
|
テファの願い
 |
テファは身を引くことを決意し、ソンジュはチョンソだと名乗る彼女を信じなかった自分を責めながら海辺の家へと彼女を迎えに行く。再会を果たした二人はチョンソの家に戻るが、ユリは、自分はもう必要ないんだと言って騒ぐ。ミン会長は、チョンソに「ソンジュとユリが婚約することになっているので、理解するように」と告げる。 |
運命の婚約式
 |
婚約式を控え、ついにソンジュはユリに「君と婚約するつもりはない」と明言。
ショックを受けるユリだったが、ミラと共に、ソンジュを我が者にする策略を練る。
ミラは、テファを罠にかける準備を整える一方、記者たちにユリとソンジュの婚約の情報をリークし、外堀を埋めて行く。
そして迎えた婚約式の日。だが、ソンジュが指輪を渡そうとしたのはユリではなくチョンソだった。
しかし・・・!! |
友情の証し
 |
チョンソがテファを追っていき、ソンジュとユリの婚約式は予定通り行われた。
テファは釈放されるが、チョンソを冷たく突き放し、姿を消す。
ソンジュはチョンソに、友達でいようと提案。友達なら恋人と違って別れることもない。
会いたい時は気兼ねなくいつでも会える。チョンソもこれに同意し、ソンジュは友情の証として、指輪を贈るが。。。
|
涙の山荘
 |
悪者たちによって倉庫に監禁され、絵を描くよう強要されるが拒んでいるテファ。
それを知ったソンジュは警察を差し向けて彼を助けた上、テファのいる山荘へ、出張という名目でチョンソを行かせる。
チョンソは、テファに「他に行くところはない。
妹として一緒にいさせて欲しい」と頼む。
一方、ソンジュも気になって山荘へと車を走らせる。
山荘に着いて様子をうかがっているとテファが飛び出してくる。
見に行くとチョンソが熱にうなされている。
薬局が閉まっていてあきらめて戻ったテファはチョンソがうわごとでソンジュを呼び続けるのを聞き、思わずソンジュに電話する・・・。
|
結婚宣言
 |
ソンジュとチョンソは互いの気持ちを確認し、家族に対して「結婚宣言」をする。
そしてチョンソは、記憶を失っていた五年間はテファと共に過ごしていたことも、父ハン教授に告白する。 ハン教授は驚愕するが、テファを家に呼び戻そうとする。
しかし、テファに戻って来られては、ミラとユリの悪行が露見してしまうため、そうはさせじとミラは策を練る。
が、ソンジュとチョンソの結婚の意志は固かった。
2人はデートに出かけ、幸せな時間を過ごす。
しかし チョンソには思いがけない・・・が。。。
|
希望の箱
 |
ソンジュとチョンソはお金が無いながらも幸せな時を過ごしていた。
だが、後継者不在となったグローバルグループが窮地に陥り、ソンジュは戻ることを決意。
2人は、たとえソンジュが会社に戻っても、二度と離れたりしないと誓う。
その一方、視力が落ちて眼鏡を作ったチョンソは、眼科での検診を勧められる。
不吉な予感。。。 チョンソにいったい何が起きるのか?。。。
|
テファの告白
 |
ある日テファはハン教授に、交通事故の話やチョンソがいじめられていた話を全てぶちまけ、チョンソの花嫁姿を見届けるまではこの家にいると宣言する。交通事故がユリの仕業と知ったチョンソはユリに怒りをぶつける。
その後、屋根裏部屋でテファがチョンソの似顔絵を描くが、頼んだ色の絵の具をチョンソが渡さないことから様子がおかしいことに気付く。
翌朝、テファがチョンソの後をつけると向かった先は病院。不審に思ったテファは、病院でチョンソの病名を聞き出す。心配するテファを、チョンソは「もう放っておいてほしい」と言って追い払う。
はたして、テファはチョンソを救うのか? ソンジュが救うのか? このあたりは一番の見所だ〜。。。
|
目を襲う異変

|
自分の目に起きた異変が徐々に進行してきたことに気付いたチョンソは、母の思い出が詰まった海辺の家でソンジュと一夜を過ごした後、彼に別れを告げる。
一方、チョンソの視力が衰えてきていることを察知したテファは、医師に会い、チョンソの病状が重いことを知る。
|
ミラの計略

|
ソンジュの姿を見に遊園地に行くチョンソだが、すぐそばにいるのにお互い気付かない。
テファは、手術費用を作るため、贋作を描くことを承知する。
だがそれはミラの計略で、テファは警察に捕まってしまう。
拘留されたテファはソンジュを呼び、「自分はチョンソに何もしてやれない、どうかチョンソを助けてやってくれ」と頼む。
ソンジュが海辺の家を訪れると、チョンソは、パニックを起こしていた。 そう目が見えないのである。。。 |
あばかれた真相

|
ドレスを着たチョンソもテファに連れられて結婚披露パーティの会場へ向かう。
式が始まりソンジュは招待客の前で、自分はユリではなくチョンソと結婚することを宣言、ミラが怒って騒ぐとテファがチョンソの病気はユリが車で轢いたせいだと暴露する。
ミラが「誰も信じない」と言うとピルスが現れて元夫であること、事故の時のことなど、真相をすべてぶちまける
。ソンジュの母ミン会長もついに2人を祝福し、チョンソはためらいながらもソンジュに促され結婚の誓いをするが。。。
|
テファの献身

|
結婚したソンジュとチョンソは幸せな生活を送る。 がしかしチェヒたちが集まって開いてくれたお祝いの席で、チョンソは突然倒れる。
検査の結果、転移はまだ確認されなかったが、医師からもし転移があれば打つ手は無いと無情な宣告をされたソンジュは、自分の片目の角膜をチョンソに移植してほしいと医師に頼む。
しかしながら、生きている人間が角膜を提供することは出来ない。
それを聞いたテファは、ある決心をする。
|
永遠の愛に向けて

|
角膜提供者がテファだとは知らないチョンソは、手術が成功して目が見えるようになり、ソンジュとの幸せな新婚生活を送る。
がしかしそれも長くは続かず、ある日チョンソは吐き気を催し苦しみ出す。
検査の結果、病気が脳に転移していて回復の見込みがないことが分かった。
投げやりになったチョンソに、ソンジュは、角膜提供者がテファであったことを告げ、命を捧げた彼のためにも何があっても生きろという。
それを知ったチョンソはショックを受けつつも、残された日々を大事に生きようと決心する。
|